ということで今回は、フランス・ギャルの修業時代の前編、LA COMPAGNIEの作品を紹介したいと思います。先ずは最初の4曲入りEPから、「Homme Tout Petit」「L'Orage(La Pioggia)」「Les Gens Bien Élevés」「L'Hiver Est Mort 」をどうぞ。
それなりにヴァラエティに富んだ4曲ですが、残念ながら全体的に楽曲のクオリティは低いと云わざるを得ません。「L'Orange」は以前「イタリア時代のフランス・ギャル」で紹介した、ジリオラ・チンクェッティで有名な「雨」のフランス語ヴァージョンです。
続いて2枚目の4曲入りEPから「Les Années Folles」「Soleil Au Coeur」「La Manille Et La Révolution」「Les Quatre Élément」をどうぞ。
「Les annees folles」はドイツ時代の作品に近い躁状態の一曲。また「Soleil au coeur」はアイドル時代末期の「Rue de l'apricot」の完璧な焼き直しと、第2弾EPも第1弾同様、楽曲のクオリティは然程よくありません。しかしです。この2曲の映像は、アイドルから大人への移行期の、見た目的にはもっとも魅力的なフランス・ギャルの姿を捉えていて貴重です。個人的には特に「Soleil au coeur」の真ん中分けにグッと来ます。すごく似合ってるし可愛らしくて美しいと思うのですが、彼女の真ん中分けの映像はこれしか見たことありません。
LA COMPAGNIEでの4曲入りEPのリリースは以上の2枚だけ。以降は通常のAB面に1曲づつのシングルになります。先ずは「Baci Baci Baci/La Torpédo Bleu」のカップリング。
これまたドイツ路線ですねえ。しかも「La torpedo bleue」の映像はどうしちゃったんでしょう。かなりイメージが崩れるのですが…。続いてはいよいよ大人気の「Zozoi」。カップリングは「Merry, Merry O!」。
わたしゃ大して良い曲だとは思わないんですがねえ…。ブラジルの有名ななんとかさんがバッキングだそうです。「Merry, Merry O!」については、ちょっとアイドル時代に戻ったような優しい感じですが、やはり楽曲のクオリティが低いなぁ。続いては「Les Elephants」と「Shakespeare Et Pire Encore」のカップリング。
最後は「L'amour Boiteux」と「Mon aéroplane」のカップリングで、このシングルでLA COMPAGNIE時代は終わりを告げます。
次回は、AtlanticおよびPathe時代の音源について紹介します。
☆France Gall LA COMPAGNIE Discography
Homme Tout Petit/L'Orage(La Pioggia)/Les Gens Bien Élevés/L'Hiver Est Mort LA COMPAGNIE EP 102(1969)
Les Années Folles/Soleil Au Coeur/La Manille Et La Révolution/Les Quatre Élément LA COMPAGNIE EP 104(1969)
Baci Baci Baci/La Torpédo Bleu LA COMPAGNIE S 012(1969)
Zozoi/Merry Merry O ! LA COMPAGNIE S 031(1970)
Les Elephants/Shakespeare Et Pire Encore LA COMPAGNIE S 035(1970)
L'amour Boiteux/Mon aéroplane LA COMPAGNIE S 132(1970)
この他にLa Compagnie featuring France Gallとして以下のシングル盤あり。
Donne-Moi ma Chance, Je Ne Boirai Plus (Give peace a chance)/Cet Homme Est Fou LA COMPAGNIE S 016(1969)
